アメリカの結婚式~披露宴はWedding Partyではない!~

こんにちは。

アメリカ在住で広報担当のChihiroです。

アメリカで結婚式の準備に励んでいる私ですが、現地の方に協力してもらいながら準備を進めていくうちに日本との違いに気付く今日この頃です。

その中から、今日は【アメリカの結婚式~挙式と披露宴~】についてコラムを書こうと思います。


最近日本でも流行りの”American Style Wedding”

英語の席次表や招待状・プログラム...素敵すぎる♪なんて思っている方も多いのでは?

ですが、日本語をただ英語に訳していると、ネイティブの方から見たら「???」な英語を使っている可能性があります。


まず、一般的なアメリカの結婚式は二部構成であることが多いです。

  • The wedding (ceremony)...日本でいう”挙式”ですね。アメリカではクリスチャンが多いので、教会で厳そかな雰囲気の中行われることが多いです。
  • The reception...これが日本でいう”披露宴”にあたります。大人数のパーティーで、親族から知り合いまで集います。

※ここで注意なのが、”披露宴”を”Wedding Party”と訳してしまう方!!それは間違いです!!※

英語で”Wedding Party”は”花嫁付添人やブライドメイドたち”の事を指すのです。

つまり、”Weddingを自分たちと一緒に進行してくれる人々”のことを指すのです。

私もアメリカに住むまで全く知りませんでした...


ここで、American Wedding のWedding Party達をご紹介しましょう。



Wedding Party

Bride(花嫁側)

  • Maid of Honor...花嫁と一番仲のいい女友達が務めます。独身最後のパーティーの幹事をBest Manと務めることもあります。当日は花嫁のサポート役♪
  • Bridesmaids...花嫁のお友達が務めます。当日はMaid of Honorと共に花嫁のサポートを行います。
  • Flower Girl...花嫁入場時に、花びらの入ったカゴを持ち、花嫁が歩くバージンロードに花びらをまいていく女の子です。親戚の子や近所の子にやってもらうことが多いです。

Groom(花婿側)

  • Best Man...Maid of Honorの新郎版。親友が務めます。入場時にはMaid of Honorをエスコートして、一番最初に入場します。
  • Groomsmen...Bridesmaidsの男性版。会場の際は、ゲストの手を引いてエスコートをしながら席や会場内を案内します。入場時はBridesmaidsとペアになり、彼女たちのエスコートをします。
  • Ring Bearer...結婚指輪が乗ったリングピローを運ぶ男の子。そこまで性別に決まりはありませんが、男の子がやることが多いです。こちらも親戚の子や近所の子にやってもらうことが多いです。



このように、”Party”には”人、仲間”という意味もあります。今回はこちらの意味になってしまうので、間違ってもスケジュールに”Wedding Party"と書かないようにお気を付けくださいね♪

また、日本の結婚式・披露宴などで花嫁のサポート(ドレスの裾を直したり、椅子を引いたり...)をするのは当日の会場係員であることが多くないですか?

これらのお仕事もWedding Party達の役目でもあります。


本当に大切な日だからこそ、大好きな親友たちに協力してもらい、最高の式に...というのも素敵ですよね?


自分たちらしい素敵な式を考える一つのヒントになれば幸いです。

今回はここまで♪

広報担当Chihiroでした!




Anges Repos' Wedding

Anges Repos が提案する ‟手作りWedding” プランナーに頼るのもいいけど、一生に一度の大事な式。 自分たちで1から考える挙式はいかがですか?

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